2012年03月27日

小波津智恵美さんと「引き寄せの法則」

小波津智恵美さんと「引き寄せの法則」



小波津智恵美さんと「引き寄せの法則」昨日、小波津智恵美さんが来社された。彼女とは4年前に「天使の羽見つけたよ」の本を発行して以来の付き合いである。そして私に「引き寄せの法則」が何かを、具体的に気づかせてくれたのも彼女の生き方であった。

そもそもの出会いから不思議なことばかりであった。私が「ザ・シークレット/引き寄せの法則」を学ぶようになり、毎朝そのDVDを見てから出勤するようになった頃、ふと思った。引き寄せの法則で言わんとする事は良く分かった。

要するに、自分の人生を切り開くは自分自身であるから、自分が主体的に動けば、必ず結果が出る。他人任せではいけない、自分が主体性を持って生きれば、自分が望むことは何でも引き寄せることができる、他人は色々なことを言っても、結局、他人が自分の人生に責任を持つ訳ではない。他人は自分の人生に対して無責任である。無責任な人生を歩んでも、何の喜びもない。逆に「あの人がああ言ったから、自分はこうなった」とグチだらけの人生になってしまう。私が人生の創造主であるから、自分の人生に責任を持つようにしよう。

しかし、月日がたつとふと思った。

DVDで収録されているのは、すべてアメリカのことではないか、はたして外国で作られたものが日本でも通用するのか、と疑問をもつようになった。そこで私は自分の心に語りかけた。自分の人生は自分で切り開くということは良く分かったが、外国の事例だけを見せられても私にはピンとこない。だからもっと身近に、私の分かるような形で教えてくれと。

私がその疑問を投げかけた翌日、私の目の前に現れたのが、小波津智恵美さんであった。

考えられますか!

彼女は私と何の面識もない、しかも頼みもしないのにいきなり電話をよこし

「私は小波津知恵美と言いますが、引き寄せの法則を実践しています。近いうちに本を出したいから相談したい」と言ってきた。全く見知らぬ人から、突然電話で、あたかも私の心を見透かしているかの如く、まるで天の使いが私の目の前に現れたような錯覚に襲われた。

しかし、それは錯覚ではなかった。

私が投げかけた疑問に完璧に答える、具体的で身近な私が分かるような形の「引き寄せの法則」だった。アメリカではない、日本でもない、沖縄、もっと身近で同じ町内に住んでいる、車で2分ぐらいの所に住んでいた。

彼女が公言するように、彼女は自分がほしいものは、全て引き寄せていた。

彼女は悪性リンパ腫で夫を亡くし、母子家庭である。しかも4名のこどもを抱え、一番末子が重度なダウン症の障害があり、美容室の経営だけでは経済的に苦しいと思う。

しかし、そのような環境を乗り越え、ダウン症の障害ある有希君も、西原町では小さな天才画家が現れたと町の広報誌でも取り上げられ、今では中学生なのに、美術サロンで個展を開催するまでに成長している。美術サロンで個展を開くことは、大人でも難しく、ましてや中学生、しかも重度の障害をもつ中学生が、健常者のものではできないことではない。そこまで育てあげた智恵美さんの行動には完全に脱帽であるが、多くの人が、何故彼女が障害をもつ子をここまで育てあげることができたのか、知りたいと思っている。親だから一生懸命にやっているんだろうでは説明がつかないからである。

幸いなことに私は彼女の本を発行したとき、彼女が何を支えに彼女の行動を駆り立てているのか、聞く機会があった。

彼女は答えた。

「呉屋さん、運命を開くのは簡単だ。現実をただ受け入れ、感謝して歩むことだ」

そうか、そういうことか!

人は現実を受け入れなくなったとき、現実に不満を抱き、何故私だけがと現実を逃避し憎む。自己嫌悪に陥る。自分の人生は自分が開くものであり、他人が自分に取って代わって歩む事はできない。だから、自分の人生は自分が責任をもつ。責任をもったときに自分の人生が開かれる、その時に初めて、自分に必要なものはすべて引き寄せられる。それは自分がというものではなく、自分を守っている大魔神がおり、自分が何をしたいか意志表示さえすれば、備えてくれる。

私は小波津智恵美さんを通して「引き寄せ法則」の具体的実践を教えられた気がするが、冷静に考えてみればそうである。他人の顔色を伺い歩む人生に喜びも希望もない。自分の人生は自分が責任を持って歩むと決意した時に、全てが引き寄せられる。最も重要なことは、自分の主体性、貴方は何をしたいのかが問題であり、何をどのようには次の問題である。

今、小波津智恵美さんが取り組んでいるは映画である。

外の環境が問題ではなく、自分が何がしたいのか、ハッキリした意志を持てば、環境は必ず変る。息子のダウン症の障害、母子家庭という厳しい環境でも、夢を捨てることなく、自分が望む事を明確にすれば、必ず道は開かれるということを、映画を通して知って貰いたいとの強い思いがある。1mmでもいい、一歩でも少しづつ積み上げれば山となる。そのことを伝えたいと、今取り組んでいる映画の意義を力強く語ってくれた。

私は彼女を通して「引き寄せの法則」と付け加えて「主管性の法則」(環境を自分が管理しないと、逆に環境に自分が管理される)を教えられた気がする。


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Posted by 呉屋弘光 at 10:23│Comments(1)私の人生哲学
この記事へのコメント
呉屋弘光様

2002年から、沖縄を拠点にしてボランテイア活動をさせて頂いて、遊書ライブをさせて頂いています。下記の文章は遊書ファン倶楽部副会長の方が昨夜、僕に寄せたメッセージです。昨夜の今日のことで古波津智恵美さんの名前が出てきて、本当に不思議なご縁というか驚いています。古波津さんは、僕の遊書と出会って下さったのだと思います。20日から25日まで小生の作品を展示して頂いておりました。

僕は2歳の時に、小児マヒになって奇跡的に治癒しました。それが僕の人生の生き方を決定づけております。古波津さん、天の啓示、天啓・天計・天恵でお愛させて頂くものだと感じました。
呉屋さん、機会、ご縁がありましたら。どうぞ、御引き合わせ下さい。よろしくお願い申し上げます。

昨夜、今朝、ザ・シークレット拝見させて頂きました。1週間お借りさせて頂いてよろしいでしょうか?大きな学びをさせて頂けそうです。これに出愛をするために、いろいろと回り道もしながらここに辿り着いたのかなぁと思っています。神謝です。
それよりも~
ブログの中で、不思議なご縁があり!
そのことに驚かされました

古波津智恵美さんなる女性に

おきなわワールドでのギャラリーでお会いしました

名刺を頂いたのですが・・・どこにしまったのやらお母さんの名前は覚えてませんが(--;)
多分、ダウン症のゆうきくんの名前は覚えています

これも何かの引きよせですね
Posted by 楽書字遊人楽書字遊人 at 2012年03月27日 20:44
 
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