2012年05月19日
行ってきました細川ガラシャのミュージカル公演
今日、細川ガラシャ〜命、輝いて〜のミュージカルに行ってきました。全席自由席の昼の部と夜の部の2回公演でしたが、夜の部に行きました。会場は浦添市てだこ大ホールで、席はほぼ満席でしたので1,000名ぐらいのお客さんが見たと思います。昼の部も会場に入れないぐらいの反響だったと聞いていますので2,000名の観客動員があったと思います。
私は何故か野津唯市さんの画集を発行してから、「命」の輝きについて意識が集中するようになりました。野津さん作品で発見したのは、「命」の輝きは「絆」であることの気づきです。野津さんの作品に描かれている人は、すべてが生き生きとしています。躍動感があります。本当にひとりひとりが輝いています。
その輝きがどこからくるのか、いつも考えるようになっていました。野津さん描いている作品には一人一人のストーリがあります。この人はこういう人、そしてこの人とこの人はこういう関係であると、人物の背後に物語があり、それが完全にひとつになっています。そこに安らぎと平安があります。その中に躍動感があります。それは戦前の沖縄がそうであったということではなく、お互いの絆が深ければ深いほど、人は生き生きとしてきます。野津さんの作品を見ればそれがよく分かります。
しかし、今日のミュージカルはそれとは全く別の角度から、人間の「命」が輝くのは神と繋がった時だと理解しました。神と人間との「絆」が深ければ深いほどその人の「命」が輝くものであるという事を、細川ガルシャの生き方を通して教えられました。何故十字架に架けられたイエスが、信徒の希望の光となり、勇気を与えているのか、それは神とイエスとの「絆」があったからだと思いました。神との絆を見出した時、いかなる困難があってもそれを乗り越える力になるということを、今日の公演を通して感じました。
素晴らしいミュージカルを企画して頂きました関係者の皆さん、本当に有難うございました。このような企画が沖縄で公演されるとは、本当に沖縄は幸せ者です。神の導きに感謝です。
Posted by 呉屋弘光 at 22:41│Comments(0)
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