2012年05月11日

野津唯市出版祝賀会

野津唯市出版祝賀会

本日山の茶屋に常設されているギラリーで画集の出版祝賀会がありました。野津さんの作品は戦前の沖縄を知っている年輩の方々だけでなく、若い世代にも非常に人気があります。二科会の会員の方も多くいらしっやいました。年齢層は幅広いものがあり、性別も関係なく多くの人に指示されているように思いました。

野津唯市出版祝賀会祝賀会には、政治の世界で著名な仲本安一もいらして下さいました。二科会の展示会で野津さんの作品に触れ衝撃を受けたとの事で、先日の新聞広告に出ているのを見て、山の茶屋に連絡を取り、画集も買い求められたとの事でした。私は仲下さんの話しを伺いながら、沖縄人は根底において皆繋がっている、沖縄はひとつなんだと実感しました。

実は仲本さんは以前に私の会社に一度電話されたことがあり、出版のことで色々とお話したことがあります。本人に話すとよく覚えておられました。そして私が西原町の我謝出身だと知ると、元知事の平良幸市の葬儀の時は、自分が実行委員長を務めたと話して下さいました。何を隠そう、私の実母と平良幸市さんとの又従兄弟の関係に非常に近い親戚です。当時は私は新婚旅行から帰ったばかり良く知りませんでしたが、その節は大変お世話になったことをお礼を申し上げました。懐かしい大学生の頃、比嘉朝進さんとも親友とのことで、祝賀会で会うのも奇遇だとしきりに話しておられました。


野津唯市出版祝賀会来賓の挨拶に、西村貞雄さんが二科会支部長として、野津さんの作品の特徴を話してくれました。二科展でも非常に話題を集めており、やはり展示会では野津さん作品の前には人集りができ、作品ひとつひとつを真剣に見入っているのが、印象的だと話して下さいました。物腰がやまらかく、二科展の皆さんに紹介してくださいました。芸術の作品には疎い私ですが、今回は芸術の持つ力をまさまざとみせつけられました。


野津唯市出版祝賀会編集を手伝った小林ゆうこさんも出席予定でしたが、転倒して大怪我をして来れないとのことで、米子さんの息子が東京から祝電を披露しました。すかさず、野津さんのほうから「感謝しているよ、この気持ちを小林さんに伝えてくれ」と申し入れがありました。本当に家庭的な雰囲気で会が進み、和やかな感じでした。

そして、驚いた事に私のブログのファンだという大橋さんから「ブログで系図のことを勉強している。今日の祝賀会には球陽出版の代表も参加されると思い、是非お話したいと思って参加した」と声をかけて頂き、非常に嬉しくなりました。

ブログで繋がっていることを思うと非常にうれしくなります。言いたい事はそのつど記事でアップしているので、何でもツーカーで繋がっているように感じました。

祝賀会に参加して頂いた皆さん、本当に有難うございました。

ただただ感謝です。

沖縄は本当にひとつです。

神の強い導きに感謝です。


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Posted by 呉屋弘光 at 21:19│Comments(0)野津唯市の画集
 
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