沖縄タイムス 文化面でも取り上げられました

呉屋弘光

2012年05月29日 09:51



今日の沖縄タイムスの文化面(19面)、魚眼レンズの記事で、野津さんの画集が取り上げられました。画集を発行した球陽出版の代表として、インタビューに答えました。さすが新聞記者です。こちらが言いたい内容を簡潔にまとめてあります。

画集を発行するのは、初めてであるが、私は「沖縄の精神文化の原点を求めて」をコンセプトに本づくりをしてきた。歴史はまだ浅いが、会社に来社される方は、大きな出版社のイメージでみえられるが、出版業界自体が売上げ高からいくとそれほど大きいものではない。沖縄は出版社は九州では福岡についで多い。沖縄だけで約30〜40社ほどある。ほとんどが個人か、夫婦か、家族でやっている所が多い。

球陽出版を立ち上げて7年ほどなるが、私個人で頑張っている。営業で二人パートで手伝ってくれる人がいるが、経営は私一人である。定期的に新聞に広告を出しているせいか、知名度は老舗の出版社と肩を並べるぐらいになっている。

何かを企画したときは、アスコミが取り上げてくれるので、非常に助かっている。

その中でも今回の画集は、本当に大きなウェートを占めている。野津さんの絵を通して、「生きた命」とは何か、何が「命」に輝きを与えるのか、描かれた作品のひとつひとつから教えられたように思う。その感動が伝わるように、野津さんの絵にかける思いを見開きで綴っている。85歳の方が描いたものとは思えない作品の迫力に圧倒されるであろう。

野津さんにはいつまでも元気で、「命」あふれる作品をどんどん発表してほしいと願っている。

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