浦添市西原の大城門中より系図の申し込みがありました
HPをリニュアルして5件目の依頼です。
不思議なことに浦添市西原とその周辺に集中しています。
HPの解析をみても浦添地区からのアクセスがだいぶ増えています。
HPを見て申し込まれる人の特徴は、
歳が若いということです。
球陽出版発行の「士族門中家譜」「沖縄のサムレー」など本を見て
依頼に来られる人は、だいたい70〜80代の人達が中心です。
しかし、球陽出版のHPをみて来られる依頼人は
年齢層がとても若く20〜40代が中心です。
今日の依頼人・棚原厚さんも27歳です。
以前の依頼人に比べて非常に若いです。
私も門中に関心を持ちはじめたのも
30代後半でした。
今から30年前のことだが
門中では「若いのによく頑張る」と
長老の方から、珍しがられ誉められもしました。
当時はパソコンも普及してなく
手書きで聞取り調査で
一軒、一軒各家庭を本家の方と一緒に回り
調査しました。
1年がかりで完成したときは
門中から大変喜ばれ、
私は門中より「最功労賞」も頂きました。
あの時は本当に何もない状態から
図書館で資料集めから、手探りで始めました。
当時は、門中に士族門中と平民門中の区別があることすら
知りませんでした。
自分達の門中の系図を完成させることによって
少し自信もつきました。
そして、
他にも系図を作りたいが
方法が分からなくて中断している門中が
数多くあることも知りました。
今は非常に恵まれた時だと思います。
家譜の研究も進み、
パソコンも普及し
お互いの情報交換も
簡単にできるようになりました。
昔は門中は「火の神」を中心に
一門が結束して祭祀を執り行ってきましたが
今や、パソコンで一門が繋がっていく時代に
なったように思います。
もう既にパソコンを通して
系図の申し込みがあったのは5件目です。
これから、増々加速していくと思っています。
スタッフも増やして、需要に応えていきたい
と意気込んでいます。
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