新規の系図作成依頼がありました

呉屋弘光

2011年10月30日 19:49

読谷村在住の仲大家より、新規の系図作成依頼があり
今日契約書を交わした。

仲大家の系図は現在作成中だが、
今回は仲大家の奥さんの方から、
自分の実家の系図も作成してほしいとの要望があり
本日、自宅を訪問した。

大きなマンションの管理人で、仲大千咲琉球古典音楽研究所の
大きな看板が目立ち、すぐに探せました。

まだ若い奥さんですが、自分が所有するマンションの一角で
教室をもって、師匠として野村流の古典音楽を教えている。

旦那の仲大家はもともと八重山の出身、
おそらく仲大底の名字から、改姓して仲大に変ったと思います。

旦那のルーツは石垣の毛裔氏で、石垣では由緒ある士族だ。
沖縄本島にある毛氏池城殿内の系統で、
特に元祖の新城親方安基は有名です。
門中が保有する家譜も67冊もあります。

安基の三男安英が石垣の毛裔氏の立ち口(初代)と言われている。
石垣をはじめとする先島では「清明祭」はほとんど
行われませんが、
今年は4月23日(土)に一門で執り行われたようだ。

奥さんが野村流古典音楽をやっているとのことで
実は野村流古典音楽を立ち上げた人は
沖縄本島の池城殿内の分家筋にあたる
野村家であることを告げました。

そして、奥さんの実家が
住所が3700番地であることから
屋取り部落(士族が都落ちして創った集落)であるように思え
これからの調査が楽しみです。

早速、戸籍を取り寄せて調査を開始します。

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